稲生神社とは

稲生神社の由緒

  • 御祭神  宇迦之御魂命(倉稲魂命)
  • 神社の由緒 

 大網白里市南今泉地区の氏神様は、宇迦之御魂命です。この神様は総社である伏見稲荷大社の主祭神として祀られており、宝永5年(1708年)に地元の南今泉の人たちが、稲荷大明神として奉称し、宝暦10年(1760年)に伏見稲荷大社から「正一位稲荷大明神」を勧請したとの話が伝わっております(宝暦6年3月奉納の手水鉢があることから、創建は江戸時代中期とされる説もあります)。この御祭神は生活に密着した神一族として、生命の根源を司り、万民に崇敬されている神様です。

 この土地の生活に合致した農民には最も関係が深く、農家には稲荷神が祀られることが多くあります。また、九十九里浜沿いに位置しているところから、漁業も盛んな地域でもあり、漁師からの信仰も厚く、五穀豊穣・大漁・家内安全等の祈願など、霊験あらたかな存在となっております。

  • 社殿の沿革

 創建当時の当社は茅葺の社で、杉・高木に囲まれて長い参道には、数か所の鳥居が立ち、参道の両脇には林や田畑が広がっておりました。その後、瓦葺の社に改築され、現在の社殿は平成7年(1995 年)に立て替えられ、旧社殿は絵馬殿として社務所の横に移設されました。


稲生神社のお祀り
1月1日 歳旦祭
2月初めの初午の日 初午祭
10 月 29 日 例大祭
12 月 29 日 大祓式

※毎月のお祀り
毎月1日 月次祭
毎月 15 日 望月祭 ※すべてのお祀りに一般の方もご参列できます。

  • 【主なご利益】

五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、交通安全、火災・災難除け、子孫繁栄、学業成就、芸能上達等

絵馬について

大網白里市内には、それぞれの神社に「絵馬板」が奉納されており、本神社には最も多くの絵馬が奉納されております。境内の絵馬殿には、約 90 点の絵馬・奉納額が保管されており、白里地区の地引網漁を描いた「船出」や「地引網」の図案のほか、明治・大正の住民を描いた絵柄も多く保存されております。

絵馬殿に保存されている本神社所有の絵馬の一部

パワースポットとしての稲生神社

 稲生神社は、正月の元旦には鳥居越しに初日の出の望むことができます。その光が本殿の御扉までまっすぐに到達します。この縁起の良い神秘の力を、是非全身で浴びて、幸運を呼び込んでみてはいかがですか。

鳥居から昇る朝日

本殿御扉に届くご来光

幣殿に差し込む朝日

お問い合わせ 0475-77-3139(稲生神社社務所 ※転送されます)