祭礼と行事

月次祭と望月祭について

 稲生神社では、毎月1日に月次祭、15日に望月祭(8月を除く)を斎行しております。これは、大網白里市南今泉の地域の安寧を願う神事として執り行っています。

 参列者は、氏子区域内の各地区代表の氏子総代です。総代以外の氏子の皆様や、崇敬者の皆様も祀りに参列することができます。開式時刻と参列の手続きは下記のとおりとなっております

1 夏時間 5月~10月 午前8時斎行

2 冬時間 11月~4月 午前8時30分斎行

3 一般の方の参列方法

 ご参列いただける氏子・崇敬者の方は開始15分前までに神社にお越しください。申込用紙にご氏名・ご住所等をご記入いただき、昇殿いただき祝詞奏上の際にお名前を読み上げます。その後、玉串の奉奠を行うことができます。(玉串料1,000円)

※昇殿しない場合には玉串料はかかりません

令和6年10月の月次祭

南今泉の各地域の代表として参列する総代

例祭について

 秋には、稲生神社の例祭が執り行われます。地域の安寧、五穀豊穣、海上の安全等をご祈願します。毎年10月29日の8時より祭典は斎行されます。氏子のみなさんや崇敬者のみなさんも是非ご参列ください。 

修祓のようす

参進

祝詞奏上

初午祭について

 2月最初の午(うま)の日に行われる神事です。全国的にこの日に稲荷が祭られ、稲荷神社や稲荷祠を中心に、初午祭りや稲荷講が営まれます。
この日を縁日にするのは、京都伏見稲荷大社の祭神が和銅4年(711年)2月初午に最初に降臨したからだとの説があります。

2月初午の稲荷詣ではすでに平安時代の歌集や物語に散見されていますので、京都周辺では早くから信仰されていたことがわかります。関東地方で盛んになるのは江戸時代になってからです。
稲荷は稲生(いなり)の意で農業の神とされ、農村地帯では五穀豊穣を祈念する祭りとして広く信仰されています。
初午の日に、農業に大切な馬の健康を祈願したり、関東地方の養蚕地帯では蚕影様(こかげさま)という蚕神に馳走や繭玉を供えて祝うところもあります。
一説には、初午のお祭りを境に、田んぼに足を踏み入れることが許される伝統がある地域もあるとのことです。

稲荷神社や稲生神社の神様は、「五穀豊穣」=「商売繁盛」と結びつけられ、商売繁盛の神様としても信仰を集めております。
修祓の様子

修祓の様子

参列の様子

総代玉串拝礼

一般参列者玉串拝礼

初午神事

初午神事